「先生、みてみて!」と毎日、水をあげているチューリップの目が出てきて嬉しそうに教えてくれます。
三月、ありやだんご虫が動き始めます。春の訪れです。
自然の変化を子ども達と発見をしながら喜びを共感していきたいと思います。
今年度は新型コロナウィルス感染症との共存となり、六月から集団生活が始まり、
例年とは異なった毎日でした。その中で子ども達は三歳児・四歳児・五歳児として自分の力を十分に発揮し、
いろいろな物事に自信がついてきました。
あまり話をしなかった三歳児が自分の思いを友達に言い、友達も聞き入れ、お互いの関わりが深くなってきました。
四歳児は友達の行動を見てそれを認め、褒める言葉もたくさん聞かれるようになりました。
五歳児は「まったくもって~」と大人顔負けの言葉をも使うようになり、語彙力が多くなり、表現力が豊かになりました。
三月は大好きな友達、先生といっぱい遊び、楽しい思い出をたくさん作って欲しいです。
四月からは上の学年になります。新たな環境に対して期待と共に不安を感じやすい時期です。
いつもより親にだっこをせがんだり、わがままを言ってみたりと甘える姿が多く見られることでしょう。
困ってしまうこともありますが、受け入れてあげてください。満足するまでたっぷりと甘えた子どもは
しっかりと充電して安心して次のステップへと踏み出しすことができます。
保育者も一人ひとりの思いを受けとめ、寄り添い充実した日々が過ごせるようにしていきます。
一年間保護者の皆様には温かく見守っていただき、ご協力をありがとうございました。